旧ジャニーズ事務所(SMILE-UP社)の所属タレントのファンが、会費負担増で悲鳴の声が聞こえ話題になっています。
旧ジャニーズ事務所は、4月に新会社「STARTO ENTERTAINMENT」にマネジメント権を引き継ぎ、所属タレントと契約を結んでいますが、その体制が原因だと言われています。
どういったことが起こっているのか、なぜ会費の負担が増えているのかを調べてみました。
最後までどうぞごゆっくりご覧ください。
【旧ジャニーズ・SMILE-UP】ファンクラブ値上げに悲鳴!
旧ジャニーズ事務所に所属するタレントのマネジメント権は、今夏をめどに『FAMILY CLUB』を分社化し運営すると発表していますが、その運営でファンクラブの会費が実質値上げとなっているケースが出ています。
それだは、どのような場合が値上げに感じているのか具体的に解説していきます。
値上げだと言われる理由
旧ジャニーズ事務所所属アーティストが 『FAMILY CLUB』と契約を結んで、その後、個人のファンクラブを立ち上げている場合、両方の会費を支払う現象が起きているからです。
【嵐:二宮和也(にのみや かずなり)(41)】
- 嵐のファンクラブ年会費 4,000円
- 二宮和也 個人のファンクラブ 5,500円
年間 9,500円
【timelesz(元Sexy Zone):菊池風磨(きくち ふうま)(29)】
- timelesz 年会費 4,000円
- 菊池風磨 個人ファンクラブ 月550円 ✖️12ヶ月 =6,600円
年間 10,600円
今後も、個人でファンクラブを立ち上げるアーティスト・タレントは増えると言われているので、個人を応援したいというファンにとって、実質的に負担が増えたと言えます。
SMILE-UPファンクラブの概要・会費・決済方法
SMILE-UP(旧ジャニーズ)ファンクラブはSMILE-UP社が運営するファンクラブです。
【共通会員特典】
- コンサートチケット優先申込受付(※ファンクラブ取扱時のみ)
- 会員証発行
- 会員限定動画配信(※不定期)
- バースデーカード発送(※生年月日の登録がある方のみ)
- 会報発行(※不定期)
- メール伝言板配信(※不定期)
- 番組協力申込受付
- FAMILY CLUB onlineチケット会員優待(※会員優待が適用される配信のみ)
- FC展示スペース入館
【会費】
・入会金 1,000円 年会費 4,000円
※別途事務手数料140円が必要
※税込表記
【決済方法】
- クレジットカード
- Pay-easy(ペイジー)
- コンビニ支払い
【会員特典】
- チケット優先申込受付(※情報局取扱時のみ)
- オンライン会員証発行
- デジタル会報発行(※不定期)
- メール伝言板配信(※不定期)
- 会員限定動画配信(※不定期)
- 番組協力申込受付
- FAMILY CLUB onlineチケット会員優待(※会員優待が適用される配信のみ)
- FC展示スペース入館
【年会費】
・2,500円
※別途事務手数料140円が必要
※税込表示
【決済方法】
- クレジットカード
- Pay-easy(ペイジー)
- コンビニ支払い
入会手順
- 入りたいアーティスト名をクリック
- 自分のメールアドレスを入力し、送信ボタンを押す(
- ファンクラブ入会申込メールが届いたらアクセスし入会を希望する本人の情報を入力
- 支払いをする(Pay-easy・コンビニ支払いの場合「入会手続き(お支払い)のご案内」画面に表示されたお支払いに必要な情報(番号)を必ずメモしておきましょう。
- 入会手続き完了メール(会員番号発行)を受信する(※登録のメールアドレスは変更しないで待ちましょう)
- 会員証が郵送にて届きます
手続き完了から2~3週間以内で届きますが、発送準備の都合で時間がかかる場合があります。(転送不要郵便で発送されます)
申し込みが殺到している場合などは期間がかかります。筆者も嵐のファンクラブに入った際、申込殺到だったのか届くのに1ヶ月以上かかりました。
会員数
SMILE-UP(旧ジャニーズ時代)から明確に公表されていませんが、ファンクラブの総会員数は1300万人以上と言われており、年会費が4000円で年間収益は520億円と言われています。
値上がりラッシュ、ファンクラブ価格を比較!
値上がりしたと言われている、旧ジャニーズ事務所のファンクラブですが、現在のファンクラブの会費としてはそこまで高くありません。
ただ、グループに所属していて、個人でもファンクラブを立ち上げている場合は両方入りたいというファンの場合、正式には2つのファンクラブに入らなければならないという現象が起こっているので割高に感じてしまうのは確かです。
それでは高くないと理由として、現在の人気アーティストのファンクラブ年会費と具体的に比較していきます。
人気アーティストのファンクラブ年会費と比較
【Ado(アド)】Adoドキドキ秘密基地
- 会費 月額プラン 550円(1ヶ月・税込)
- 会費 年額プラン 6,600円(12ヶ月・税込)
【YOASOBI(よあそび)】CLUB 夜遊
- 会費 月額 440円(1ヶ月・税込)
- 会費 6ヶ月 2,640円(6ヶ月・税込)
- 会費 年12ヶ月 5,280円(12ヶ月・税込)
旧ジャニーズ(SMILE-UP)の独自性と競争力
旧ジャニーズ事務所の所属していたアーティストは、今まで個別でファンクラブを立ち上げるという事はでず、活動の幅も決められていたので、新会社を設立し、契約形態が変わったことで、より個人で活躍の場を広げるチャンス、ファンとより近い交流をできるチャンスと捉え、今までにない独自性と他のアーティストとの競争力を高めることができたと言えます。
【メリット】
- タレントが自由に活動ができる
- ファンがより個人を応援でき、推しをより応援できる
【デメリット】
- グループで活動している場合、格差が生じる
- 個人に力を入れるとグループとして活動に支障が出る
まとめ
新体制になり、ファンクラブも個別で立ち上げるアーティストも今後増えていくと思われますが、多くのファンにとっては両方応援したい場合負担が増えるのは確かです。
新しいサービスや特典が、どれだけ価値を上げていけるのか、価格と見合っていくのか、課題となってくると思います。
旧ジャニーズ事務所は、今後も個人契約のアーティストが増えてくると言われており、今後どのようにファンクラブを運営していくのかも注目していきたいと思います。
年会費を支払っているが、活動を休止している「嵐」も、二宮和也や、松本潤と次々と独立しているので、ファンクラブはどうなるのか、活動はどうなるかも気になっていくと思いますので、今後も継続して応援しながら情報を追っていきたいと思います。
筆者も現在「嵐」のファンクラブに入っていますので、今後が気になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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